LOVE&SWEET
「あったけーな」


顔をあげると、雅の顔が近くにあって、急に恥ずかしくなった。

「もう俺治った」

笑顔でそう言う雅。



「早いね」

「ミナミが看病してくれたからじゃん??」

「ありがと」



チュ__


「ミナミ顔赤いぞ。笑」

「だって〜!!!」


恥ずかしいんだもん…


雅の広い胸板…

雅の筋肉のついた腕…

雅の匂い…


雅の全てに包まれてるあたし…



赤くならないわけがない…



でもね…

あたしはその雅の全てがスキなんだよ…





「だいすき…」


小さく呟いた。






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