LOVE&SWEET

ミナミSIDE



ご飯を食べて、ソファーに座って、ゴロゴロしてるところ。


「雅〜」

「ん??」



横にいる雅に「今日何の日か知ってる??」って聞いてみた。



「なんかあったっけ??」


は??
本気でわからない訳??


「わからないの??」

「うん…。夏休みやから日にち自体知らないし〜」


馬鹿だね…本気で…


あえて「ふぅ〜ん」とだけ言っといた。

それに、雅が病気治ったばっかだから、どこにも行けないんだよね…



「暇だし、どっか行く??」


予想外な雅からの言葉。


「いいの??」

驚いた顔で聞くあたしに、雅は笑顔で頷いてくれた。


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