LOVE&SWEET
「先生!!教科書ありません」
今授業中。
青山君が先生に言った。
「ん〜…じゃあ隣の奴に見せてもらえ」
「は〜い」
隣って…
あたししかいないじゃん!!!
「一緒に見せてもらえる??」
笑いながらあたしに言ってきた青山君。
「ミナミちゃんばっかりいいよね〜」
そんな女子の声が聞こえた。
その時…
「おい。お前はこれ使え」
机に伏せて寝ていた雅が、だるそうに起きて、机から教科書を出して言った。
「ありがと」
いつでも笑顔の青山君。
それと対象に、すっごい睨んでる雅…
あたしどうしたらいいかなぁ…