LOVE&SWEET
「あんた達には関係ないでしょ??俊也、行こう」


先輩がそう言って、青山君の手をひっぱり、中に入って行った。


「雅…ここって…」



雅はドアを見たままあたしに答えるように…
「俺のダチが前、ここに通ってたんだ…薬物を買うために…」


そう言った。


「まぁそいつは高校に入る前に死んだけど…」

少し笑っていたけど、ホントは辛かったんだよね…

青山君が嫌いでも、死んでほしくないって思ってるんだよね…



「雅…」


「ミナミ…お前待ってろよ」

笑顔でそう言って、あたしの返事を聞く前に、この建物に入っていった。





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