LOVE&SWEET
7・朝…
気づいたら、もう朝になっていた。
目を開けると、裸の雅があたしの手をずっと握って、寝ていた。
ずっと握ってたのかな…
気づけばあたしも裸だった。
昨日のことを思い出す…
急に恥ずかしくなってきた。
あたしはそっと雅の手を離し、服に手をかけようとした…
ガシッ
あたしの手は、雅に掴まれてる状態
そっと雅の方を見ると、雅はニコッとして、あたしを見ていた。
「いつ起きたの?」
雅に聞いてみた。
「お前が起きる、10分前ぐらい」
じゃあ、あたしの寝顔見たってことだよね…
最悪…
「意地悪…」
「も~1回したいな~」
「朝から嫌だ」
「じゃあ、夜ならいいのかよ。笑」
「何でそっち系になるの~」
雅は朝から意地悪だ…