LOVE&SWEET
雅はまだ少し眠そうだったけど、あたしは雅の手を引っ張って、デパートに向かった。
「雅~眠気覚めた?」
「ミナミがキスしてくれたら」
「も~…またそっちにいく~…
こんな所でできないよ。笑」
当たり前でしょ…笑
「分かった。帰ってからの楽しみにとっておく。笑」
こんな発言をするってことは、やっと雅は眠気がさめたのか!!
「恥ずいからいや。笑」
「ま~い~や。香水んとこ行くぞ」
雅はあたしの手をギュッと握りなおして、香水売り場を目指して歩く。