Magical Days

☆嘘☆

「伸──!!!!」

ぶんぶん手を振っている
ハルがいた。

「恥ずいからやめろ」

「え─?なんで?」

「お前といると疲れるわ…」

今日のハルはやけにハイテンションだった。


俺はハルの秘密を知った事を黙っていることにした。





「お前部活何にしたんだよ」

「知りたい?」

「…やっぱいーや」

「え!?ちょっと!聞けよ!ハルはテニスだよ!」

「ふーん」

「自分できいたくせに素っ気な!」



黙っていること。
それは、
自分を偽って真実を隠す事。


ハルにしてみれば







今の俺は…



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