Magical Days
その女子生徒が入って来ると、
男共がそいつに釘付けになった。まあ、美人な方だとはおもうけど。

…好みじゃねぇ。



「水河ハルです!
ハルって呼んで下さい!
友達100人作りたいんで、
よろしくお願いします!」
ペコッ









しばらく沈黙が続いた。
騒いでいた奴らも
あまりのこいつのバカさに
何も言えなくなってしまったんだろう。


「えーっと…じゃあ水河、石原のとなりな。」

「はいっ!!!!」

は!?
ちょい待て!なんで俺!?

しかも、奴は満面の笑みで歩いてくるし…

「…っ、よろしくね。」

「………」

俺、女だけは苦手なんだっつの。
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