小さな初恋
花柄は嫌がることなく、
興味ないと態度で表していた。
“あたしは、健斗が好き"
日を増すごとに、
花柄の兄貴への思いはふくらんでいくらしい…
<健斗くん元気?>
<彼女とは…どうかな?>
そうやって、
葵のことも聞いてくる花柄は、潔いというか…
正々堂々…
恋をしているようでかっこう良かった。
ただ…
そんな噂を許せない奴が1人…
「愛ちゃん?」
俺に不満がある時は、
昔から初真は俺を“あいちゃん"と呼ぶ。
名前に“愛"があるからって…
最悪な呼び方だ。
興味ないと態度で表していた。
“あたしは、健斗が好き"
日を増すごとに、
花柄の兄貴への思いはふくらんでいくらしい…
<健斗くん元気?>
<彼女とは…どうかな?>
そうやって、
葵のことも聞いてくる花柄は、潔いというか…
正々堂々…
恋をしているようでかっこう良かった。
ただ…
そんな噂を許せない奴が1人…
「愛ちゃん?」
俺に不満がある時は、
昔から初真は俺を“あいちゃん"と呼ぶ。
名前に“愛"があるからって…
最悪な呼び方だ。