小さな初恋
葵との初メール。
多分、
兄貴に聞いたんだろう…
「ッてか…校門前?!」
驚いて俺は校門を見てみる。
雨が強すぎてよく先が見えないが、
確かに人が集まっている。
兄貴情報だと、
葵は可愛いから結構人気あるらしい…
中学生から見たら、
大人っぽい雰囲気で、
可愛らしい高校生が一人でいたら…
必ず一目惚れする奴がいるだろう。
「葵―――!!」
下駄箱から叫ぶと、葵がこっちを見た。
それを合図にしたかのように、
俺は全速力で葵のところまで行った。
おかげで制服に泥はねがついたけど、
気にしない。
「なんでいんの…?」
多分、
兄貴に聞いたんだろう…
「ッてか…校門前?!」
驚いて俺は校門を見てみる。
雨が強すぎてよく先が見えないが、
確かに人が集まっている。
兄貴情報だと、
葵は可愛いから結構人気あるらしい…
中学生から見たら、
大人っぽい雰囲気で、
可愛らしい高校生が一人でいたら…
必ず一目惚れする奴がいるだろう。
「葵―――!!」
下駄箱から叫ぶと、葵がこっちを見た。
それを合図にしたかのように、
俺は全速力で葵のところまで行った。
おかげで制服に泥はねがついたけど、
気にしない。
「なんでいんの…?」