小さな初恋
誰かの恋が叶ったら、
誰かの恋が幕を閉じる…
「坂下くんが?」
「ああ…」
しばらく考えてから、
花柄は決意を込めて言った。
「あたし、
坂下くんのこと嫌いじゃないよ…?
それに、愛斗が良いっていうなら…」
顔を真っ赤にして、
花柄は言った。
「あたし、坂下くんと付き合いたい!!」
「ガチャン」
屋上のドアが開いた。
一斉に俺たちの視線はドアに集まる。
「…ッまじかよ?」
珍しく涙をためた初真が、
そこに立っていた…
「瀬戸、今のは本当?」
一歩…
また一歩と、
少し躊躇いながら花柄に近づく初真。
「あたしも…坂下くんがいいんだ?」
その言葉を聞いて、
花柄の側に駆け寄った。
「俺…瀬戸が好きだ!!」
誰かの恋が幕を閉じる…
「坂下くんが?」
「ああ…」
しばらく考えてから、
花柄は決意を込めて言った。
「あたし、
坂下くんのこと嫌いじゃないよ…?
それに、愛斗が良いっていうなら…」
顔を真っ赤にして、
花柄は言った。
「あたし、坂下くんと付き合いたい!!」
「ガチャン」
屋上のドアが開いた。
一斉に俺たちの視線はドアに集まる。
「…ッまじかよ?」
珍しく涙をためた初真が、
そこに立っていた…
「瀬戸、今のは本当?」
一歩…
また一歩と、
少し躊躇いながら花柄に近づく初真。
「あたしも…坂下くんがいいんだ?」
その言葉を聞いて、
花柄の側に駆け寄った。
「俺…瀬戸が好きだ!!」