小さな初恋
「えッ?!どういうこと?!」



テンパっている俺に、

もう一度水口は深く息を吸ってから、


今度は前よりも真剣に俺の目を見つめ、




「あたし…美空くんが好き!!」


空に響くくらいの大きな声で叫んだ。



二度も“好き"って…

可愛い女の子から言われるなんて…



付き合う付き合わないは別として…


結構嬉しかった。




でも、

そんな真剣な思いに…



適当に答えるわけにはいかないから…






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