Many☆Love
「何からやろうか」
私は、一番苦手な数学を教えてもらうことにした。
とりあえず問題を解いたけど、やっぱり分からない。
「ここ分からない~。教えて!!」
問題を指さすと、田中くんは向かい側から身を乗り出して説明し始めた。
ドキドキするよーーーーーっっ!!!!!
なんて頭が真っ白になっていると、
「なんか教えづらいから、ここに来い。」
田中くんは、自分の隣を指さした。
田中くんの隣に移動すると、私は持ち上げられた。
そして、田中くんの膝の上に乗せられた。
「こうした方が教えやすい」
そういうと、改めて説明し始めた。
田中くんの声が耳に近いよ~!!!!!
もっとドキドキしちゃうよ~!!!!!
こんなのじゃあ、集中できないよ~!!!!!