Many☆Love






「俺がこんなに近いから照れてるのか?」

すごく私の耳元に口を近づけて言った。




「いや……。その…。」



返事に困っていると、



「だって耳まで真っ赤だし」


 

「そ、それは……。その……。」





「照れてる紫音ってかわいい~」


そう言うと、私の耳にキスした。



「うひゃあ!!」



突然のことに変な声をあげてしまう。


「そうだ!!」



田中くんは、何か思いついたように言った。















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