昨日までの僕
曲はヒットチャートを独占してあれよあれよという間に一位になった一週間後には手元に2000万という額のお金が入りこんだ。

次の週も曲をひたすら書き続けた、どの曲も面白いぐらい当たってくれた。

「本当にうちと契約してくれてありがとうございます」

「これからですよこれから」男は少々有頂天になっていた歌うのは別人でもその曲を書いているのはこの俺。

気が付いたら3億の借金は消えていた。

一筋の光が差し込んで来た、先が見えてきた。

事務所の女性が食事に誘ってくれた、きれいな女性でおおよそ男には似使わない女性だった

それでもその女性は男の才能に惚れた。

たまに食事に行くようになって約一か月過ぎた、「私と付き合ってもらえませんか」

「僕でよければまだその女性は30そこそこだったボブの髪型からうっすらにおう色香が男の

心をいつでもくすぐった。

ベッドでは妖艶だったー気が付くとその女性との付き合いは2年が過ぎていた。

まだまだヒットを飛ばすぞと男は意気込んでいたただ人気商売だ人気が下降すれば捨てられる。

それを男はよくわかってた、でも楽しかった毎日が曲を書き続けたひたすら書いた。

どの曲も評価された・・・・・・・・・・ITの会社では失敗したがまだ救ってもらえる世界がある。

人間を救えるのは人間でしかないんだそうその時確証した。
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