黒猫ちゃんの憂鬱4




あの可愛いカズキはいったい何処に・・・!?





『いいですか?水性ペンならまだ怒りも収まりますが、油性っていうの・・・どう思いますか、お二人方』




えぇっ



そこ聞いちゃう!?



「す、水性ペンだとおもったんです・・・」




『い、やぁ・・・はははは』



『その様子だとハルさんはわかっていたようですね。馬鹿なんじゃないですか?ほんと、どういう神経してるんです?』




こういう神経です!!




なぁーんていえる状況じゃないしっ




『聞いてください。あのですね、眼鏡ってどうなんです?それにハルさん。僕男なんですけど。わかってます?聞いてます?』




それから、何時間にも及ぶ説教に私達は絶対に落書きをすると面倒なことになるということを悟った。




とくにカズキ。




< 210 / 280 >

この作品をシェア

pagetop