黒猫ちゃんの憂鬱4



し、下っ端君・・・?




ギュ、と手を握る。




『『俺だちにっグスッ、援助させてくだだいっっ』』




「えっ・・・?」



『『俺等がそばでぇ、支えまずぅうっ』』





バシッ



『黙れ。俺が守るんだよ』




『『いでええ゛~~』』




見ず知らずの私のために泣いてくれるなんて。






「ヒロ。いい奴等もったね」




ニカ、と笑う。





『だろ』




綺麗に笑ったヒロがリクが笑った顔に見えた。




一瞬、だけね。



モエSIDE終わり

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