黒猫ちゃんの憂鬱4




食堂行くか。





あ、そういえば赤木高校の食堂のおばちゃん姉妹って言ってたっけ。





あ、もちろん抱きかかえられてるよ?






「おばちゃーーんっ」





手を振る





目の前で手を振る私をウザそうに見ていたヒロ。


ごめんね。





おばちゃんしか見てないので私は気づかなくて。






バシ、と゛ヒロの゛顔にあたった。







ボスッ



「いったぁーーーっ。何すんのっ」




『こっちのセリフだっ!!』





痛かったのか、手で顔を抑える。






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