黒猫ちゃんの憂鬱4




でも。




いつの日だっただろう。





突然、彼女が自殺したんだ。





その理由は、俺のファンクラブからの嫌がらせ。






毎日のように机に落書きをされていたらしい。






つらくても、俺には言うまいと黙って絶えていた彼女。









俺は泣いた。




初めて、感情的に。







それから、俺は彼女を作らなかった。






いや、遊んでいたんだ。







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