黒猫ちゃんの憂鬱4




捨てられなくても、私は不良にならなければいけなかったんだ。







だって長谷川も組だし、財閥。





それから中2の・・・2学期くらいだろうか。





少し帰りが遅れて暗い夜道。





コツコツと歩いていると・・・




『ねぇねぇ。彼女~』




「何?」



『俺等ね、今溜まってんの。だから発散させてもらうわ』




「・・・は?」





その意味がわからない。










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