黒猫ちゃんの憂鬱4




右足を、曲げて思いっきり鳩尾に入れる。





『ケホッ、ゴホッ』




「あ、成功っ!変態世界№1馬鹿野朗を退治したーっ」





『変態世界№1馬鹿野朗だと・・・?んだよそれっ!!』




『あの~・・・』






「何よ、そのまんまじゃないっ。ははははっ」




『そのまんまだと?どこがだよっ』




『あの、すいませ・・・』




「どこがだって?ていうか、見たまんまだってー。鏡みなよ、馬鹿ッ面してるからさっ」




『んだと!?俺は顔いい方だっ』






『あの、聞いてもらえま・・・』





「あ、そこ自分で言っちゃう?うわ、キモいよそういうの。黙ってたらモテ゛そうなのに゛ねぇ~?」


『んだと~~っ!?』




『あのっ!!』






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