教師『炎魔の蝶』
「それで?誰がスパイクを
打つ?
やっぱりエースっぽい鏡?」

「呼び捨てにすんな、
くそが」

立脇が心配そうに
『蝶』に耳打ちをする。

「バレー部は、ああ見えて
全員とんでもない
実力者です。特に鏡は
全国レベルです。大丈夫ですか?」

「だいじょぶ、だいじょぶー、私には気合いって
味方がついてるから、アハハ」
久々に本気出すか。。

「私が勝ったら、私を
バレー部顧問として認める
事、いい?」

「勝てたらな。。
俺が5本とも打つ…」

「そうこなくちゃ」

「なら、俺から打つぞ」

「立脇ちゃん、ボール
お願いっ」

「は、はい」
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