教師『炎魔の蝶』

「よっしゃーっ
止めた止めたぁー
次は私が打つ番だね。
全部決めるからー、アハッ」


「言っとくけどなぁ、
俺はブロックでは誰にも
負けねぇんだよ」

本気モードの『蝶』の
とてつもなく重いスパイクは
全国レベルの鏡でも
なかなかシャットアウトが
出来ない。。

イラつき、周りの物を
蹴り倒す鏡を
バレー部の5人は、
様々な思いで真剣に
見ていた。。

「さぁ、最後の1本、
全身全霊でいくよっ」

『蝶』の目には見えない
炎の形をした闘気は
どんどん膨らんでいく。。

鏡は心の中で思っていた。
あいつ、またさっきの
わけのわからん幻でも
出してくる気か…と。。
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