教師『炎魔の蝶』
「私が、全部かぶります、ですから何とぞ、何とぞ」

「え?かぶるって
どういう事ですか?」


「…新太郎は、私の
しごきに耐えられなく
なって…という事に
するんです」


「私は、言葉が出ません
でした」


万引きをした新太郎の
名誉を守る為、
脅した生徒を守る為
偽の遺書を書いて
警察に渡したと
いうのだ。。


『僕は、大門先生に
毎日しごかれ、暴言
を吐かれて辛いです。
暴力も沢山受けました。
もう、嫌です、大門先生
が憎い。
みんな、さようなら』


新太郎の筆跡を真似て
偽の遺書を書いた。。
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