教師『炎魔の蝶』

夕日を背に運転する
『蝶』の内ももの
蝶の刺青が七色に
光り、シートを焦がす
かの勢いで熱く
なっていた。。


「くそーっ、みんな
大バカ野郎ばかりだっ」


「人を思いやりすぎて
全員が…不幸になって
るなんて…バカ野郎っ」


「これは、何としても
あたしが動かさないと。
みんな一生、悲しみから
抜け出せない」


ハンドルを強く強く
握りしめる『蝶』の
体からは、またもや
炎の形をした闘気が
湧き出ていた。。
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