教師『炎魔の蝶』
『蝶』は理事長室に
行き、事の次第を
話し、大門に会いに行く
許可を理事長にとった。


「蝶先生、これは
私達が考えているより
遥かにデリケートな問題
みたいね。一人で
大丈夫?」


「むしろ、一人の方が
思い切りやれます。
あ、犬っころを1匹
連れて行きますから」


「犬っころ?」


「はい、たぶん頼りに
なる犬っころです」
< 43 / 83 >

この作品をシェア

pagetop