教師『炎魔の蝶』
大谷女史が静かに
『蝶』に近づき
肩をポンポンとたたいた。
「少しやり過ぎでは
あるけれど、あなたの
気持ちはよくわかるわ。
あまり気落ちせず
頑張って」
と優しく言われ
『蝶』はとても
ありがたかった。
大谷女史には
とことん喝を入れられる
覚悟でいたのに
優しく励まして
もらえるなんて。。
ここには、教育熱心で
優しい心を持った
教師の方々が沢山いる。
やっぱり、私は
私にしかやれない事を
やらなくては。。
『蝶』の中にある
決意が、ゆるぎない
ものとなっていった。