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「・・・実行委員、やめてもいいですか」

イライラして口調も早くなる。

「なんでだ?」

理由が思い浮かばずしたを向いて黙ると

先生は「さぼりたいだけだろ」といい、

OKはしてくれなかった。

そして、やっと解放されて職員室を出ると

ちょうど仕事を終えた涼太とばったり。

「玲那・・・」

「えへへ、ばぃばぃ」

少しかわいこぶっていった。

わたしはほかの女の子と変わらないんだから。

幼馴染だからって・・・特別にされたくない。

勘違いしちゃうから。泣きたくなる。

「・・・玲那、あのね・・・」

「お、涼太じゃん~!!おっすー!!」

柄の悪そうな涼太の友達が涼太に

話しかけた。それをみて逃げようとすると

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