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すると、手首を少しまわし指を鳴らした。

「俺は華月って言うから!!よろしくね!」

「あ、わかったぁ・・・。」

少しこの人、女好きなのかなぁ・・・。

すると、あたしの頭をまた撫でて

涼太がキレたのをみて逃げていった。

「・・・ったく、まじで玲那に触んな

 っつーの・・・俺のだし。」

とイライラしたように玲那を抱きしめた。

「でも、あの人、背高いね!!185くらい

 あるんじゃないのー!?」

「あ、多分」

様子がおかしいと思い、また聞き返す。

「あの人、何部ー?」

「ん、知らね」

絶対怒ってる・・・。

涼太は本当にわかりやすい。

だって顔に出てるし・・・いらいらが。

それであたしも自然に無言になった。
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