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「華月っ!大丈夫だった~!!痩せた~!」

わざと明るく振舞う。

すると、涼太はゴミ箱を蹴飛ばした。

「涼太ー!どうしたんだよー!!」

涼太のまわりの男子が涼太に話しかける。

「ああ・・・なんでもない」

ってか、あんな柄の悪いメンバーと絡む

ようになってきたんだね・・・。

だけど、あたしは大好きです。

でも、見るたび辛い。

「華月っ、行こうか!!」

一瞬で辛い顔から笑顔に変えて華月の

手をひっぱる。

「そうだね、行こうか」

そして、頑張って学校から帰ってきた。

学校生活大変だなぁ・・・。

涼太に気持ちだけ伝えておこうかな・・・。

LINEをひらき涼太を探す。

『涼太へ

 また付き合いたい。これは、あたしの

 わがままだけど・・・あたしからふったけど

 涼太が大好きなんだ。離れるなんて無理。
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