お嬢様になりました。《番外編》
何から手に取っていいか分からなくて突っ立っていたら、芽衣に手を引かれた。
ニコニコしていて楽しそうだ。
色んなドレスやらワンピースを体に当てられ、試着室に無理矢理入れられ言われるがままに着ている。
着てはカーテンを捲り、二人に審査されの繰り返し。
脱いだり着たりって案外疲れる……。
もう正直なんでもいい。
そんな事言えば、芽衣は綺麗な顔を膨らませて怒るだろう。
橘さんもなんだかんだ言いながら、真剣に選んでくれてる。
「まぁ!! とっても良くお似合いですわっ!!」
「そうね、今まで着た中では一番似合ってるんじゃなくて?」
芽衣は掌を合わせ、目をキラキラさせなが褒めてくれた。
橘さんは興味のなさそうな口調ではあるけれど、お世辞で褒めたりする人じゃない事を知っているから、今着ている洋服を勧めてくれてるのは確かだと思う。
鏡に向き直し、自分の姿をまじまじと見た。
膝丈の真っ白なワンピース。
レース地で可愛らしく清楚系。
自分では絶対選ばない様なデザインだけど、二人は褒めてくれてるし……どうしよう。
ニコニコしていて楽しそうだ。
色んなドレスやらワンピースを体に当てられ、試着室に無理矢理入れられ言われるがままに着ている。
着てはカーテンを捲り、二人に審査されの繰り返し。
脱いだり着たりって案外疲れる……。
もう正直なんでもいい。
そんな事言えば、芽衣は綺麗な顔を膨らませて怒るだろう。
橘さんもなんだかんだ言いながら、真剣に選んでくれてる。
「まぁ!! とっても良くお似合いですわっ!!」
「そうね、今まで着た中では一番似合ってるんじゃなくて?」
芽衣は掌を合わせ、目をキラキラさせなが褒めてくれた。
橘さんは興味のなさそうな口調ではあるけれど、お世辞で褒めたりする人じゃない事を知っているから、今着ている洋服を勧めてくれてるのは確かだと思う。
鏡に向き直し、自分の姿をまじまじと見た。
膝丈の真っ白なワンピース。
レース地で可愛らしく清楚系。
自分では絶対選ばない様なデザインだけど、二人は褒めてくれてるし……どうしよう。