《改稿中》V系霊媒師「咲邪」†SAKUYA†《改稿中》
こうしてまた新たな守護霊として、タカちゃんこと狗賓の高島坊が加わった。
〇※○※○※
「ぐわぁぁぁっ!」
「だわさっ!」
「おわぁぁぁっ!」
「だべさっ!」
「むぅぅぅうん! あやつらめ。こ、こんな辛い修行に耐えなきゃいけないなんて、聞いていなかったぞぉぉおっ!」
高島坊の叫びは咲邪達には届かない。
──────
「今回は霊穴とは関係無くて助かったわ? でもタカちゃん。早く霊術を体得出来るといいわね」
ライヴ会場の狭い楽屋でメイクをしながら咲邪は言う。
「今頃あいつ、あの人魂から散々な目に遭わされてるんだろぉなぁ」
覇龍はギターのチューニングをしながら煙草をふかしている。
「そりゃ、そりゃ、そりゃ!」
斬汰はウエイトトレーニングに余念がない。
「SEがかかったぞぉ」
このツアーのタイトル曲、W・R・ワグナーの『ワルキューレの騎行』が、重厚で勇壮な雰囲気を醸し出す。
「ヨシッ! 一発カマすわよぉっ!」
ジャジャァァァァァァン
♀「きゃぁぁ! 咲邪ぁ!」
♂♀「覇龍さぁぁん!」
♂「斬汰! 斬汰! 斬汰!」
今日も『クロレト』は絶好調だ。
To be next stage!
〇※○※○※
「ぐわぁぁぁっ!」
「だわさっ!」
「おわぁぁぁっ!」
「だべさっ!」
「むぅぅぅうん! あやつらめ。こ、こんな辛い修行に耐えなきゃいけないなんて、聞いていなかったぞぉぉおっ!」
高島坊の叫びは咲邪達には届かない。
──────
「今回は霊穴とは関係無くて助かったわ? でもタカちゃん。早く霊術を体得出来るといいわね」
ライヴ会場の狭い楽屋でメイクをしながら咲邪は言う。
「今頃あいつ、あの人魂から散々な目に遭わされてるんだろぉなぁ」
覇龍はギターのチューニングをしながら煙草をふかしている。
「そりゃ、そりゃ、そりゃ!」
斬汰はウエイトトレーニングに余念がない。
「SEがかかったぞぉ」
このツアーのタイトル曲、W・R・ワグナーの『ワルキューレの騎行』が、重厚で勇壮な雰囲気を醸し出す。
「ヨシッ! 一発カマすわよぉっ!」
ジャジャァァァァァァン
♀「きゃぁぁ! 咲邪ぁ!」
♂♀「覇龍さぁぁん!」
♂「斬汰! 斬汰! 斬汰!」
今日も『クロレト』は絶好調だ。
To be next stage!