《改稿中》V系霊媒師「咲邪」†SAKUYA†《改稿中》
「済まない。またやってしまった……」
不知火は尻尾を垂らしてお座りした。
ギャンッ! キャンキャン!
しかしその尻尾を燃やされた不知火は、自分の尾を追い掛けグルグルと回り出す。
「お前らは自分の務めが解って無いわさ! 幾ら悪い霊でも、輪廻の環ワから振り落としたらいけないんだわさっ」
大萌えリンは赤々と燃えて、怒りをあらわにしている。
「おおーい、俺っちを忘れちゃあいねぇか?」
「定吉。引っ込んでろだわさ!」
「アチッ、アヂヂヂヂ」
可哀想に定吉も、尻を押さえて逃げ惑う。とんだとばっちりだ。
「覇龍さんっ!」
「よしきたぁっ! さだきっつぁん! 元の結界に戻れ!」
「がってんだ!」
時間が止まっているピンク色の結界で黒いテディベアが立ち上がったのを確認すると
「オンアキシャビヤウン!」
真言を唱え闘技場結界を閉じた。
「だわさっ……さっ……さっ……」
大萌えリンの声が虚しくこだまするが、彼女は不知火共々冥界に送り返されていた。
「師匠はぁ、なんで実体を現さないんだろぉなぁ」
「よほど不細工に違いないんだ。きっとだ」
不知火は尻尾を垂らしてお座りした。
ギャンッ! キャンキャン!
しかしその尻尾を燃やされた不知火は、自分の尾を追い掛けグルグルと回り出す。
「お前らは自分の務めが解って無いわさ! 幾ら悪い霊でも、輪廻の環ワから振り落としたらいけないんだわさっ」
大萌えリンは赤々と燃えて、怒りをあらわにしている。
「おおーい、俺っちを忘れちゃあいねぇか?」
「定吉。引っ込んでろだわさ!」
「アチッ、アヂヂヂヂ」
可哀想に定吉も、尻を押さえて逃げ惑う。とんだとばっちりだ。
「覇龍さんっ!」
「よしきたぁっ! さだきっつぁん! 元の結界に戻れ!」
「がってんだ!」
時間が止まっているピンク色の結界で黒いテディベアが立ち上がったのを確認すると
「オンアキシャビヤウン!」
真言を唱え闘技場結界を閉じた。
「だわさっ……さっ……さっ……」
大萌えリンの声が虚しくこだまするが、彼女は不知火共々冥界に送り返されていた。
「師匠はぁ、なんで実体を現さないんだろぉなぁ」
「よほど不細工に違いないんだ。きっとだ」