《改稿中》V系霊媒師「咲邪」†SAKUYA†《改稿中》
「シッ! 斬汰! また燃やされるわよ? それよりあの子達の餓鬼を浄めてやって!」
「忘れる所だったんだ。サダキヨ、イカサマを解いてくれ。頼んだんだ」
「俺っちは定吉だってぇのに! べらんめぇ、ほりゃ!」
ファンの子達は一斉に踊り出したが、曲が流れていない事に気付き、また動きを止めた。
そしてステージにうずくまるカシカシのメンバーを見付け、ご馳走を見るかのように舌舐めずりをしている。
「おおぅい、メンバーが喰われちまうぞぉぅ!」
覇龍は斬汰の肩を揺さぶりながら急かした。
「ほいきた。浄掌っ!」
霊炎をまとい巨大化した手の平をファンの子達に振り下ろす。
ギャァァァァッ! ギャッ! ギャギャッ!
さっきの鬼達とは違い餓鬼は只の低級霊なので斬汰の浄掌を受け、取り憑いていた身体から叩き出された。
「定吉。コン吉と交代よっ、ヒュッ! のぉまくさぁ………そわたや………喝っ」
咲邪は手刀で定吉を祓うと、不知火を降ろした。
バチバチバチィィッ
真っ黒だったテディベアは、感電したように痙攣するとたちまち銀色に輝き出す。
「忘れる所だったんだ。サダキヨ、イカサマを解いてくれ。頼んだんだ」
「俺っちは定吉だってぇのに! べらんめぇ、ほりゃ!」
ファンの子達は一斉に踊り出したが、曲が流れていない事に気付き、また動きを止めた。
そしてステージにうずくまるカシカシのメンバーを見付け、ご馳走を見るかのように舌舐めずりをしている。
「おおぅい、メンバーが喰われちまうぞぉぅ!」
覇龍は斬汰の肩を揺さぶりながら急かした。
「ほいきた。浄掌っ!」
霊炎をまとい巨大化した手の平をファンの子達に振り下ろす。
ギャァァァァッ! ギャッ! ギャギャッ!
さっきの鬼達とは違い餓鬼は只の低級霊なので斬汰の浄掌を受け、取り憑いていた身体から叩き出された。
「定吉。コン吉と交代よっ、ヒュッ! のぉまくさぁ………そわたや………喝っ」
咲邪は手刀で定吉を祓うと、不知火を降ろした。
バチバチバチィィッ
真っ黒だったテディベアは、感電したように痙攣するとたちまち銀色に輝き出す。