ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
女性リポーターの後ろには、キレイに飾りつけされた笹が置いてあった。
「あ……今日七夕かぁ………」
そうだそうだ、今日は7月7日だ。
1年に1度、離ればなれにさせられた織姫と彦星が出会える、特別な日。
今頃思い出した私は、ポツリとうわ言みたいに呟いていた。
「あっ、そういやあオレ、達寛から笹貰ったんだった」
「へっ?笹ってあの笹?」
テレビに映っている笹を指差し聞くと、黙って頷く三船君。
「アレよりはちっちゃいけど、結構立派な笹だったぜ。葵と一緒に短冊飾れって言われたけど、何かなぁーーー……」
「あ……今日七夕かぁ………」
そうだそうだ、今日は7月7日だ。
1年に1度、離ればなれにさせられた織姫と彦星が出会える、特別な日。
今頃思い出した私は、ポツリとうわ言みたいに呟いていた。
「あっ、そういやあオレ、達寛から笹貰ったんだった」
「へっ?笹ってあの笹?」
テレビに映っている笹を指差し聞くと、黙って頷く三船君。
「アレよりはちっちゃいけど、結構立派な笹だったぜ。葵と一緒に短冊飾れって言われたけど、何かなぁーーー……」