ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
その瞬間、ポンッと音がして何もない空中から、ガラスの器に盛られたかき氷が出現。


「えっ!?な、何コレ!?」


突如現れたかき氷に、私は驚きで目を丸くした。


「かき氷食いたいんだろう?半人前ヴァンパイアでも、これ位は魔法で出せる」


得意気な三船君の手にもイチゴ味のかき氷があり、マジでビックリ。


改めて三船君がヴァンパイアなんだと、深く実感した。


「あ、ありがとう………失礼だけど、コレって人間も食べられるの?」


「当然。葵が食えないのに、わざわざ魔力使ってまで出すかよ」


ですよねーーーーっ!!
< 134 / 443 >

この作品をシェア

pagetop