ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
笑奈の指摘に、またまた体中の体温が上がる。


まるでお風呂から上がりたての様に肌が火照って、メッチャ暑い。


私は真っ赤なホッペを両手を包んで、アワアワ慌てていた。


わ、私三船君の事、気づかない内に見つめてたの……!?


でも言われてみれば、確かにそうかも……


振り返ってみたら、確かにこの何日間か三船君が視界に入っている事が多かった。


それは一緒の家に住んでるからとかじゃなくって、私の目が自然に三船君を追いかけていたんだ。


「どうやらやっと自覚したみたいだねぇ。それで!?何か進展は無かったの!?」
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