ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
だけど私は女裕と同様、本がまるで勝手に私達3人を避けた様な光景が不思議で堪らなかった。


「前橋さん、上杉さん、栗盛さん、大丈夫っ?」


「3人共ケガ無いか?」


後ろから偶数通りかかったのか、五十嵐君と加納君が走り寄って来た。


2人と仲の良い三船君もいるけど、なぜか1人遅れて到着。


私は三船君の顔色がいつもより青い事に気づいた。


どうしたんだろ、三船君………


「前橋さん、大丈夫だった?」


ジーーッと顔色が優れない三船君を見てると、五十嵐君が小声で私に話しかけた。


「実は今3人助けたの月模なんだよ」
< 150 / 443 >

この作品をシェア

pagetop