ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
もしそれが朝からだったら、私一緒に朝ご飯食べたのに、何にも気づかなかった………!!


「あのさ…三船君。何かさっき変な言葉叫んでなかった?」


「ああ、私も聞いた。アレ何だったの?」


群青さんが去った後、三船君がヴァンパイアだと言う事も、今具合が悪いと言う事も何も知らない女裕と笑奈が、三船君に問いかけた。


「あぁ……?」


だけど三船君は青白い顔で、焦点の合ってない目で2人を見返すだけ。


「前橋。悪いけど月模保健室連れて行ってくれねぇか?上杉と栗盛には、オレが忘却魔法かけとくから」


「う、うん!」
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