ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
私…家も学校も同じ所なのに、三船君が具合悪い事に気づいてあげられなかった。


オマケに大量の本頭から被りそうだった所助けて貰って、魔力使わせて余計疲れさせて……情けない。


「三船君ごめんね………私のせいで……」


「何言ってんだよ。ヴァンパイアだから日光に弱いのは元々だし、葵と上杉と栗盛助けたのはオレの意志だから、気にすんな」


3つあるベッドの1つに横になった三船君は、ベッド脇のイスに腰かけた私の頬を、優しく撫でた。


三船君の右手の中指には、複雑な模様が刻み込まれたシルバーのリングが、いつも光っている。
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