ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
コレはガード・リングと言って、太陽の光に弱いヴァンパイアを守る為の物。


加納君も左手の人差し指にしてるけど、デザインが違うので他の人は同じ魔界の指輪だとは知らない。


ガード・リングつけてるのにこんなになるって…多分最近毎日暑かったからだ。


「ごめんなさい……」


自己嫌悪に陥っている私は、ひたすら謝る事しか出来ない。


俯いていると、三船君が腕で顔を隠した。


「葵…ちょっと1人にしてくれね?」


「えっ……」


「別に怒ってるワケじゃない。ただ体力と魔力消費してるから、いつもよりお前の花のニオイが強いんだよ」
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