ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
マユをつり上げ、何か誤魔化している感じの三船君に突っかかっていたら、急に体の力が抜けた。


「えっ………?」


フラ~~~リと体が前のめりになり、視界が揺らぐ。


「おおっと……」


イスに座っていた私はそのまま、上半身だけ三船君に寄りかかる様な体勢になった。


「何…コレ……」


「多分貧血だな。オレに血、吸われたから………後吸血行為に体が慣れてないから、力入らないんだよ」


三船君はそのまま、私を優しく抱きしめた。


貧血……それはまぁ、分かるとして………


何だったの、あの血を吸われてる間の感覚は………
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