ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
『前橋さん大丈夫?ヴァンパイアのアイツとは、色々あるかもしれないよ?』


優しくて心配性の五十嵐君は、きっとヴァンパイアに恋した私の事を心配するんだろう。


でも……でも私は、例え三船君が人間じゃなくても、好きになっちゃったんだ。


まだ勇気は無いけど、いつかは―――…想いを伝えられたらいいなって思ってる。


まぁバッサリとフラれるんだろうけど………何も言わないより、きちんと伝えた方がいいよね!!


「よし、買い物行こう!」


いつかきっと三船君に告白すると誓い、腰かけていた自分のベッドから立ち上がった。
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