ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
髪の毛がバラバラと揺れる位頭を振っても、あの2人の2ショットが離れないんだもの。
このまま買い物したって、楽しめるワケが無い。
さっきまで夏物買うんだ!ってルンルン気分だったのに――――…今や目にジンワリと涙が浮かぶ有り様だ。
なので私は買い物を諦めて、帰る事を決断した。
「ただいま……」
「あ、葵お帰り」
家に帰ると三船君も帰って来ていて、リビングでテレビを観ていた。
別にいつもと変わらず、さっき見かけた時とも何ら変わりは無い三船君。
だけど……目が合わせられない。
「今日何?晩飯」
このまま買い物したって、楽しめるワケが無い。
さっきまで夏物買うんだ!ってルンルン気分だったのに――――…今や目にジンワリと涙が浮かぶ有り様だ。
なので私は買い物を諦めて、帰る事を決断した。
「ただいま……」
「あ、葵お帰り」
家に帰ると三船君も帰って来ていて、リビングでテレビを観ていた。
別にいつもと変わらず、さっき見かけた時とも何ら変わりは無い三船君。
だけど……目が合わせられない。
「今日何?晩飯」