ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
私も麦茶を飲みながら言うと、三船君は眉間にマユを寄せる。


「意外とって何だよ。オレはいつでもマジメだ」


「へぇーーー…」


「オイ、その白々しい目やめろ」


そうツッコんで来た三船君は、いつものクールな印象が薄れて少し子供っポイイメージ。


カワイくてクスクス笑ってると、私のケータイが鳴った。


「あ、電話だ……誰からだろう」


ポケットからケータイを取り出し、ディスプレイを確認。


『栗盛 笑奈』……笑奈からか。


「ハイもしもしーー?笑奈どうしたの?」


『あ、葵!今家?』


「そうだけど?」
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