ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
まるで英語習いたての中学生みたいな間違いをした女裕に、クッ……と小さく吹き出す月模。


私が速攻でチョップを食らわすと、相当痛がっていた。


「何すんだよあお「シッ!ここ学校!」」


チョップを食らわされた頭を両手で押さえながら月模が喚きそうだったのを、口を塞いで回避した。


まだ女裕達4人以外の皆は、私と月模がつき合っている事を知らない。


なのにいきなり名前で呼び合ってたら絶対色々聞かれるから、今日は細心の注意をはらおうと言ったの、月模じゃないっ!!


「さ、て、と………勉強頑張ろうねぇ?“三船君”?」
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