ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
圧力をかける様に、ニーーッコリと黒い微笑みを贈ってあげました。


「チッ……」


「月模、舌打ちしない」


一気に不機嫌になった月模を、五十嵐君が苦笑いで諭す。


「ギャハハ!さすがの月模も前橋には勝てないか!」


加納君はその様子に大笑いしていて、ギロッと月模に睨まれていた。


なんか……わざわざ夏休みに学校来て補習なんて、と思っていたけど………


こんなに楽しい感じなら、補習も悪くない………かもな。


「~~~で、こうなるワケ。分かった?女裕」


「うう……こうかな?」


「よしっ!!正解!!」
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