ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
まぁ正確に言えば単にオレが葵に触れたいだけなんだけど、そんな軽いジョーク(?)を言って問答無用でキス攻め。


「んんっ……!ふ………」


何度も角度を変えてキスの雨を降らしていると、心が温かくなるのを感じた。


ああーーー…マジヤバイ。


本気で止まらねぇ………オレここまで節操の無い男だったっけ?


「月模……苦ひ………」


「あ…ああ、ごめん」


ボンヤリ考えていると、さすがに酸素が無くなって来たのか葵が苦しそうにしていた。


唇を離すと、一生懸命酸素を確保する葵。


息が整うと、キッと睨みつけられた。
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