ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
「イ……イヤァ~~~~ッ!娘の意思無視して、何勝手に決めてんのよぉぉぉぉっ!!」


その後私は、何度も何度もお父さんとお母さんに『1人で大丈夫だから、同居は無しにして!!』と頼み込んだ。


しかし2人共“もう決まった事だから”と言い張り、さっさと出張の準備に取りかかる。


いきなりプチモテ男クラスメイトと同居するハメになってしまった私は、殆ど眠れずに一夜を過ごした。


「なんで……こうなるのよーーー!!」


布団にくるまって絶叫する中…珍しく三船君が挨拶してくれた理由が、分かった気がした。


「アイツ知ってたわねーー!」
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