ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
トクントクンと、甘い鼓動が微かに、でも確実に響く。
月模はまだテレているのか、微妙に落ち着き無く、ついには私がいる方とは全く逆の方向を向き出した。
ただのクラスメイトだった頃は、私月模の事クールで女の子にあまり興味が無い、冷静な男の子だと思っていたけれど………
同居を始めてから、色々な月模が見えてくる。
「あ……ありがと月模………なんか……嬉しい……」
私がこう言うと、月模はパチパチと瞬きをしながら驚きの表情でこちらを見た。
「な、何言ってんだとか思わねぇの………?葵」
「ううん。嬉しいよ」
月模はまだテレているのか、微妙に落ち着き無く、ついには私がいる方とは全く逆の方向を向き出した。
ただのクラスメイトだった頃は、私月模の事クールで女の子にあまり興味が無い、冷静な男の子だと思っていたけれど………
同居を始めてから、色々な月模が見えてくる。
「あ……ありがと月模………なんか……嬉しい……」
私がこう言うと、月模はパチパチと瞬きをしながら驚きの表情でこちらを見た。
「な、何言ってんだとか思わねぇの………?葵」
「ううん。嬉しいよ」